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ウォッチメン2009年05月07日


ボチボチ原稿やっております。次の表紙の下書きです。あと3ヶ月、ちゃんとできるかな!

Watchmen


チョイト前に見てきました。原作の内容が気になったので単行本も買ってしまいましたよ。
内容はそれなりに面白く、考えさせられる作品になっているのですが、映画としては冗長でした。
連続テレビドラマシリーズの劇場化に失敗したような雰囲気で、 枠の中に作品を絞り込めていない…という印象。
漫画をほぼ忠実に映画化!というような話をどこかで見かけたのですが、映画と漫画は違う媒体なので、そのまま映画にしてもダメなんだと思います。
今は原作が描かれた当時のような冷戦末期ではないので、
もっときっちりと作品の中で「終末観」を描いて欲しかったな、というのもあります。
(きっと原作コミック以上に良く出てくるアメリカ主幹部の描写がそれにあたるのかな?)
映画の中できちんとそういう世界を演出できていないので、
偽善か、平和か、そういった葛藤の肉付けが弱くなってしまっている感じがしました。

コミックスについては、作品構成というか、物語るメソッドが興味深いというか面白かったです。
なんか真面目にシナリオライティングとか勉強しないと駄目だよな…とか凄く思わされた感じ。反省。

Shine a Light2009年01月15日

Shine a Light


今思い返してみると、自分の親はオールディーズ(、のアメリカン・ポップス)に傾倒していた人物でした。
家のLPはクラシックか60's前後のオールディーズが殆どだったし、
カーステで垂れ流していたのはオールディーズのヒットナンバーばかりだったワケです。
そんなわけで当然自分自身の音楽の好みも基本的にアメリカのオールディーズと呼ばれるサウンドであることは間違いないんだけど、
何故かそんな我が家に異質なものが二つあったのです。
(もっとあったかもだけど)
その一つはThe Beatlesのカセットテープ(どこかの編集版)で、
もう一つがThe Rolling StonesのOut of Our Heads(USA版LP)でした。
Classic Rock時代のpopsサウンド中心だった中にあって、
編集版The Beatlesはヒットバラード中心の構成であって、それはそれで毛色が違っていたんだけど、
Out of Our Headsの異質ぶりは際立っていて、
当たり前のごとくSatisfactionにノックアウトされてしまったのである。

しかし原初体験とは罪なもので、今でもストーンズというと自分の中ではOut of Our Headsのサウンドなのである。
今でもA面1曲目「Mercy, Mercy」が始まると心が躍るのです。(カバー曲だが)

ま、それはともかく映画のほうですが、
良かったです。
実に30年前になるThe Last Waltzの時はカッティングが落ち着いていた気がするんだけど、
Shine a Lightはわりとスタイリッシュに、
しかしきつくカメラを振り回しすぎることなくいい感じに映像が取れていたと思います。

演奏している箇所をガッツリに見たい人にはオススメできない編集だったとは思うケド…。
ミキシングについてはカメラが注目するターゲットの音を大きくするという加工が全編通して施されており、
そのあたり通常のLive映像とは違う感じですな。
加えてカメラも観客が映像にかぶるように撮影されているカットが多く、
観客としての一体感を強めるような効果が出ていたと感じる。
それにしても2006秋のコンサート、ミックが63歳のときのもの。
社内のどこをさがしてもこんな定年居やしないよ!
俺の親父より年上の爺様が歌って踊って腰を振るわけですよ、
こりゃまけてらんないやね。
声援を送っているオウディエンスもミックの子供以下みたいな連中ばっかりですよ。
あらためてストーンズってスゲェな。
ってさ。
©2011 Yoshihiro Fuduki